2025年10月01日
空き家を購入する際に気を付けたいポイント
全国的に空き家が増えており、青森県でも年々目立つようになってきました。価格の安さや広さから「空き家を購入してリフォームしたい」「将来の住まいとして確保したい」と考える方も多い一方で、空き家には見えないリスクが潜んでいます。弊社では、不動産仲介に加えて水回りや浄化槽の専門知識を持っているからこそ、空き家購入の注意点を具体的にお伝えできます。
1. 建物の劣化と修繕費用
空き家は長年放置されているケースが多く、屋根や外壁の劣化、雨漏り、シロアリ被害などが進行していることがあります。特に木造住宅では基礎の痛みが深刻だと修繕に数百万円かかる場合も。購入前に専門家に建物診断を依頼することで、余計な出費を防げます。
2. 水回り・浄化槽の確認
空き家購入で見落とされがちなのが水回りです。長年使われていない水道管は錆びや詰まりが発生しやすく、排水やトイレの配管も劣化している可能性があります。また、浄化槽や下水道の接続状況を確認せずに購入すると、後から高額な工事が必要になることも。当社は浄化槽・排水設備に精通しているため、物件調査の段階から実用的なアドバイスを行えます。
3. 所有権や登記の問題
空き家の中には相続手続きがされておらず、所有者が複数になっているケースも少なくありません。こうした場合、売買契約がスムーズに進められないことも。事前に登記簿を確認し、権利関係を整理してから取引を進めることが重要です。
4. 土地利用の制限
農地や市街化調整区域にある空き家は、建て替えや用途変更に制限がかかる場合があります。リフォーム後の利用目的が叶えられるかどうか、役所での事前確認が欠かせません。
5. 税金と維持管理の負担
空き家を購入すると、固定資産税や維持費が発生します。放置すれば草刈りや除雪の負担も大きく、管理が不十分だと近隣トラブルの原因になることもあります。当社では「空き家管理サービス」も行っており、外観点検から水回りチェックまで柔軟に対応可能です。
まとめ
空き家は工夫次第で魅力ある資産となりますが、慎重な確認が不可欠です。不動産と水回りの両方に精通しているつばめ不動産なら、建物の状態確認から法的手続き、浄化槽や配管の調査まで一括でサポートできます。
空き家の購入や管理でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
📞 お問い合わせ:0173-53-3051